ルンドゥ、ルパラ、ンタラ、ブンヤ

エトーシャの次は東カバンゴ州のルンドゥ、ルパラ、ンタラ、ブンヤに行きました。こうしてみると、色んな地名覚えたな笑 エトーシャからルンドゥの飛行機はあるはずですが、この時期は飛んでいないので、車で移動せざるを得ません。

 

車を見つけるのがしんどかった。通常、都市間の長距離移動はコンビを利用するんですが、時期が時期で利用者が少なく、何時間も待たされる予感がしたので、ちょっと割高ですが、タクシーを利用することにしました。

 

タクシーをコンビ乗り場の外で見つけるまでは良かったんですが、両親を迎えにコンビ乗り場までタクシーで迎えにいってしまったのが、運のつきでした。コンビ乗り場の主が現れて、コンビに乗るとも言っていないのに、乗り場まで来たからにはコンビに乗れと言われました。拒否するとどんどん人が寄ってきて、10対1の構図に。さらに拒否すると警察までやってくる始末。

 

何とかその場を乗り切ったのは良いものの、ずっと銃を持った警官が追ってきて、タクシーを拾わせてくれませんでした。1人だったら、面白がっていられるんですが、荷物を持った両親にはちょっと怖い目に合わせてしまったかもしれません。

 

なんとか警官をまいて(そんな悪いことした?笑)タクシーを拾って、Hakusembe River Lodgeというルンドゥ(Rundu)の近くのGondwana系列のホテルまで6時間かけて移動しました。

 

そこが素晴らしいところだったのが、救いでした。この系列のホテルはナミビアの至るところにあって、ナミビア人や長期ビザを持っている人で会員カードを作れば半額になるんです。カード自体は前々から作ってあったのですが、今回が初めて。噂に違わず、すごいいいところでした。川のほとりでのんびりし。

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そこはリビングミュージアムという昔ながらのナミビアの暮らしを見ることができる屋外博物館のようなものがあります。狩猟民族として、暮らしていたナミビアの人たちの生活を垣間見ることが出来ました。本当に狩猟民族として暮らしている人はほぼいないそうです。商業的になってしまっても、それを引き継いでいくのもゆくゆくは貴重なものになっていくのかな~と。

 

母がジャンベというアフリカの太鼓を日本で習っているそうなので、それをダンスと共に一緒に出来たのは、面白かったな~。すごいお勧めです、リビングミュージアム

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翌日はンタラ(Ntara)にいるボランティアの方に村探検をコーディネートしてもらいながら、学校訪問させてもらいました。まずはルパラ(Rupara)へ。ルンドゥから西へ45kmほど行ったところにある村の学校にお邪魔させてもらいました。そこにはシンクライアントで動いているPCがあって、そのパソコンの使い方を教えているボランティアの方がいます。

 

周りの風景からここにシンクライアントがあるとは想像もつかないです。一時期シンクライアントが流行った時の政府が取り入れた遺産だそうですが、停電したときのUPSも壊れているらしく、いつそのサーバーが止まってもおかしくない状態だそう。まさにハードだけを導入した典型だな~ ん~難しい

 

その学校の近くにはカバがよく出没する川があります。いましたカバ!10頭ぐらい。こんなにたくさんをまとめてみるのは初めて。のっそり印象がありますが、人を襲う時もあるそうなので、遠目から。

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カバの後は、ンタラへ。学校はほんのちょっとだけ見せてもらって、シクンバと呼ばれる伝統工芸品を作ってるところにお邪魔しました。今回両親のお土産にカゴやコースターを作ってもらいました。綺麗な模様が描かれて、ザ・ナミビアのお土産をゲットして、地酒も飲ましてもらい大満足。

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最後にブンヤ(Bunya)へ。そこで活動しているボランティアの方に以前独楽を託していたんですが、生徒たちに独楽を教えてくれていて、何人かの子はちゃんと回せていました。結構、難しかっただろうけど、それを子供たちが回してくれて嬉しい。

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帰りにその近くの美味しいパン屋さんに寄らしてもらって、出来立てパンを頂きました。こういう所でパンを買えるような経験が出来たのも普段の旅行ではできない醍醐味かな。

 

両親も言っていましたが、こういう異国の村で生活しているボランティアはたくましいな~ 大変なことも多いだろうけど、人との距離も近いし、それだけ貴重な体験が出来そう。次、ボランティアをする機会があったら、村応募してみようかな笑