ボランティアのきっかけ

大学2年生の時に、子供の頃たまに遊んでいたお兄ちゃん的な人にNGOコンサルティングの手伝いをしないかと誘われたのがボランティアに携わるきっかけでした。自分は経営学部に所属していたので、コンサルティングのほうに興味があり、参加することにしました。

 

HANDSという保健医療の仕組みづくりをしているNGOの財政状況の改善を目的としたコンサルティングでした。その方もボランティアで行っていたので、時間的には短い期間でしたが、自分はNGOというものに興味を持つようになりました。自分の仕事としては、アメリカにあるNGOのスタディケースの英文翻訳がメインでしたが、終わった後も役立てたかなというもやもやを抱えるようになりました。と同時に、逆立ちしても敵わないようなそのすごいコンサルタントの人よりも一つでも秀でたものを身につけたいなと思うようになりました。


それだったら実際に現場に行って経験や知識をつけてこようと思って、NICEというNGOが行っているボランティアに参加しました。今でこそ、割と普通にボランティアというワードが飛び交っていますが、その当時はそこまで日本で浸透しているものではなく、その事務所もなんだか怪しいなと思っていました笑(完全に偏見でした)

 

そして、人生初の一人で海外に行くことになり、タイでボランティアをすることになりました。タイの空港に着いた時の全然違う国に一人で着いちゃったよ~という感覚が未だに衝撃として残っています。それまではむしろ海外旅行に行く意味が全然分かりませんでしたが、それ以降は海外に行くことにはまっていきました。

 

その後、インドでボランティアをしたり、市民社会創造ファンドというNPO・シャプラニールというNGOインターンをしたり、大学を1年休学して世界を旅行したりと本業そっちのけで色んなことをしていました笑

 

それらを経験する中で、将来、小さな組織の中で貢献できる技術をつけたいと思うようになり、IT企業への就職を経て、現在に至ります。学生時代に描いていたことが少しずつ出来ているかなと実感している日々です。

f:id:kichiyatarou:20180112021332j:plain